12月1日、徳島ヴォルティスは15選手の解雇を発表した。
レンタルや外国人はまだ発表されていないことから、今季の解雇者は20人前後となることが予想される。
「このGK陣ではシーズンは戦えない。質も量も足りない」と言われていたGK陣はその評価を覆すことができず、散々なプレーを連発した。
その結果、今季在籍していたGK3人全員がこの第一次解雇発表の中に入ることとなった。
怪我の選手にも容赦はなかった。
去年、前半戦の守備を支えたが札幌戦で重傷を負い、長いリハビリを経て今季ホーム最終戦で涙の復帰を果たした河野淳吾。しかし数日後、彼を待っていたのは非情な解雇通告であった。
さらには今季シーズン途中に湘南から完全移籍し、しばらく守備を支えたが、終盤になって怪我でチームを離れた松本も解雇された。
怪我をする以前はレギュラーを張っていた2人の解雇に、徳島サポーターからは驚きの声があがった。
若手の選手にも大鉈が振るわれた。
今季広島から完全移籍で獲得したDF入船。まだ21歳と若く、将来を見据えた補強かと言われたが、今季1試合の出場機会もないまま解雇を通告された。
さらに下部組織である「徳島ヴォルティス・セカンド」から昇格したGK本間、FW岡本も出番がないまま解雇となった。
主力選手にも解雇が言い渡された。
2006年には年間チームMIPを受賞し、横浜FCへ移籍。今季再び徳島へ帰ってきたMF玉乃惇。
そのテクニックと気持ち溢れるプレーでサポーターの中でもひときわ人気のある選手だ。
今季も大部分の試合に出場し、中盤を支え、残留が確実視されていただけに驚きの声も大きい。
監督との確執も噂されている。
かつて騒がれた選手も解雇された。
高校時代は「中村俊輔とともに将来の日本代表を背負う男」と騒がれたFW阿部祐太郎。
しかし近年ではまったくそれらしい働きができず、今季も大した活躍はできなかった。
しかし知名度は高いため、今回の解雇に徳島サポーター以外のサッカーファンからの反響も呼んでいる。
ベテラン選手も戦力にならなければ必要なかった。
去年横浜FMから移籍してきたMF塩川岳人。
おもに右サイドの選手だが、両サイドでプレーでき、SBもこなせる。
時折ベテランらしいプレーを見せるも、持ち味であるドリブルで相手を抜くことに失敗するところが目立ち、出場機会にもあまり恵まれず、今回の解雇につながった。
キャプテンも安心ではなかった。
今季アビスパ福岡から移籍し、キャプテンに任命されたDF柴村。
強い気持ちが見られる選手だが、いかんせんプレーに精彩を欠くことが多かった。
キャプテンであろうとプロの世界は非情なのだ。
今回の大量解雇を受け、元日本代表FW黒部、MF藤田等有力選手の入団も噂されているが、あくまで噂の領域。
今後の戦力補強と第2次、第3次の解雇通告にも注目だ。
(この記事は執筆者の独断と偏見によって書かれています。)
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